2009.
10.
06
09:59:24
大場 つぐみ (著), 小畑 健 (イラスト)
本や漫画がどんな風に作られるのかって一般人にとっては実はすごーく興味深い。だって読者は本や漫画が大好きだから。安野モヨコの『働きマン』も編集者がどんな仕事をしてるのかって知れてすごくおもしろいのに、遠くまで行っての取材の必要がないって所もうまいなと思ってたけど、この『バクマン』は、そのさらに上を行った感じ。
すごーくおもしろかった!!
何がおもしろいって、『ジャンプ』という実在の雑誌を的に絞ってるところ。『ジャンプ』の漫画家になりたい二人の男の子が主人公で、出版社に持ち込みに行く所から始まるんだけど、その持ち込みから始まってそれがどういう風に雑誌に載るかとか、『ジャンプ』の内部事情がまるっと読めちゃう(どこまでがフィクションなのかは知らないけど)。担当さんの心理から漫画家との契約金、アンケートハガキの実状まで。書いてる漫画家や編集者は自分たちのことだけど、私たち一般人にとってはものすごく新鮮だし、なんだかすごく勉強になる。『ジャンプ』を一度でも買ったことがある人なら(というか漫画が好きな人なら)絶対おもしろい。オススメ^^
あ、この作者『DEATH NOTE(デスノート)』の著者の小畑先生と大場つぐみ先生のタッグなんですが、実は大場つぐみって何を隠そうラッキーマンの著者、ガモウひろしなんですよね(噂ってことになってるけど、もう事実でしょ)。『デスノート』の時に「(ネームの段階で)がもうひろしが書いたもう一つのデスノートが存在する!」なんて噂であったんだけど、今回、この『バクマン』の単行本には、そのもう一つの『バクマン』がちょっとだけ掲載されてます。がもうさんが書いた『バクマン』。絵がラッキーマンだ〜懐かしい〜!
この面白いストーリーを考えるガモウ先生もすごいし、あのネームをこんなかっこかわいい漫画に描いちゃう小畑先生も、これまたすごいですね。漫画って、絵だけでも駄目だしストーリーだけでも駄目だし、大変に才能の必要な分野だな〜としみじみ思う。
あ、あとジャンプの漫画は王道じゃなきゃ一番になれないしアンケートの結果が全てだ!と、『ドラゴンボール』などの実在の漫画の名前がちょくちょく出てくるけど、私の大好きな、王道じゃなくて、アンケートの結果が散々だったのに、コミックスがめっちゃ売れてアニメのDVDも馬鹿売れ中!な『銀魂』はどういう位置づけなのかな、と少し気になります。いつか出てきてほしいです。






