有頂天家族
発売元: 幻冬舎
著者:森見登美彦
時は現代。下鴨神社糺ノ森には平安時代から続く狸の一族が暮らしていた。今は亡き父の威光消えゆくなか、下鴨四兄弟はある時は「腐れ大学生」、ある時は「虎」にと様々に化け、京都の街を縦横無尽に駆けめぐり、一族の誇りを保とうとしている。敵対する夷川家、半人間・半天狗の「弁天」、すっかり落ちぶれて出町柳に逼塞している天狗「赤玉先生」――。多様なキャラクターたちも魅力の、奇想天外そして時に切ない壮大な青春ファンタジー


最近モリミー離れをしていた私ですが、
モリミーさまぁぁ〜やっぱり一生ついていきまぁぁ〜す!!
と言わせてくれた作品でした ワラ。

森見さんの描く京都は、さすが住んでいただけあって、京都のたたずまいが本を読むだけでありありと見えてきますね。
まぁ全部イメージでしかないんだけど、でもすごくステキな京都が見えてきます。

そしてその魅力的な街を、狸が天狗が蛙が人間が、駆け巡る〜!!!

楽しい〜━━━(゜∀゜)━━━!!!

この楽しさはモリミー節でなきゃ感じられません。

「先生は私が恋文を盗み読んだことを先刻御承知であり、 私は先生がそのことを先刻御承知であることを先刻御承知である」
このくだり大好きだぁ〜。。。
「阿保の血しからしむるところ」とかもいいね。

久しぶりに「読み終わるのがもったいない」と思いながら、
ゆっくりゆっくり大事に読みました
読むページがどんどんなくなっていくのが本当に残念でした。

で、なんとこの続編があるみたいです。絶対買います!!!
狸たちの恋模様も気になるところ。なんだか絶対アニメ化かドラマ化しちゃう気がすっごくしますけど〜www。


ちなみに最近バイト先で、とっても間接的なんだけど、森見さんにまつわる私にとってはとても感動的な良いことがあって、「あ〜、時給は安いけど、このバイトやってて良かったぁ〜」と心から思えることがありました。
うん、やっぱり一生ついてく。あ〜、サイン会行けばよかったな。
次の発売の時は必ずや行きます!←“必ずや”ってちょっとモリミー節っぽいね



テーマ:小説 - ジャンル:小説・文学

秋の牢獄
発売元: 角川書店
著者:恒川光太郎

十一月七日、水曜日。女子大生の藍(あい)は、秋のその一日を、何度も繰り返している。毎日同じ講義、毎日同じ会話をする友人。朝になれば全てがリセットされ、再び十一月七日が始まる。彼女は何のために十一月七日を繰り返しているのか。この繰り返しの日々に終わりは訪れるのだろうか――。 まるで童話のようなモチーフと、透明感あふれる精緻な文体。心地良さに導かれて読み進んでいくと、思いもかけない物語の激流に巻き込まれ、気付いた時には一人取り残されている――。


『夜市』の作者恒川さんの3作品目。牢獄にまつわる3つのお話。
現代版御伽噺って感じかな。ふんわりと怖い感じ。
読んだ後にじわじわと孤独感とか静かな何か(ってなんだろ・・・笑)
が押し寄せてきます。
『夜市』を読んでこの人の描く世界観に浸れた人は、
この本も絶対好きだと思います。もちろん私も好き。

恒川さんの2作目、『雷の季節の終わりに』も絶対読みたい。

テーマ:小説 - ジャンル:小説・文学

20071125210514
ヒナコとまたもやここのワッフル。
もはや呪縛。

クローズド・ノート
発売元: 角川書店
著者:雫井 脩介

私の部屋に置き忘れられた一冊のノート。はじめは手に取るつもりもなかったのに。そのノートを開きはじめたとき、私の平凡な日常は大きく変わりはじめる―。『火の粉』『犯人に告ぐ』の俊英が贈る、2006年最初にして最高の物語。携帯サイトでの連載時から感動の声が続々。100万アクセスを突破した、切なく暖かい恋愛小説。


「別に…」発言で話題になった映画『クローズド・ノート』の原作ですが、何の気なしに手に取ってみたら、普通の恋愛小説だけど、おもしろかったです。久々にミステリーじゃない本も良いね。(ちょっとした驚きもあるけど、それも全然みんな見抜けちゃうものだし…)

人との出会い、じゃなくて、1冊のノートとの出会い。
心あったか〜くなる恋愛小説、というかヒューマンドラマ?
雫井さんの文章がとても暖かく読みやすかったです。
特に、その出会ったノートに書かれた小学校の先生“伊吹先生”の日記が、すごくいいんだよね〜
教師を目指す私としては、なんだか憧れる…とか言ってみたり 笑

この本がもっともっと楽しくなる要素として、
私は、この石飛さん(主人公が好きになる相手)=伊勢谷 友介 っていう
キャスティングを頭に思い浮かべつつ読むことをオススメします。

てか、私がただ単にファンなだけなんだけど、
石飛さん超いいっ!!!
というか

伊勢谷 友介 超かっこいー!!

あ、またミーハーになってしまいました

でもあんまり、主人公は沢尻って感じはしなかった。
小学校の先生は竹内っていう感じはしたな〜ピッタリ。

出て来る一つ一つの小道具(?)も万年筆やらマンドリンやら、
ダサイけどオシャレで、物語を輝かせています
私も将来、万年筆の1本くらい欲しいな


イニシエーション・ラブ (文春文庫 い 66-1)
発売元: 文藝春秋
価格: ¥ 600
著者:乾くるみ
僕がマユに出会ったのは代打で出た合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて……。
「必ず2回読みたくなる」と評された驚愕のミステリー

オススメ度★★★★★

以前の日記にも書いていましたが、バイト先の人が「これ面白いよ」と貸してくれた乾くるみの『リピート』。そのときは「おもしろかったけど、表紙の感じとかパっとしない作家ですね〜」など失礼なことを言っていました。

ところが最近、その乾さんのこの本が本屋さんで平積みになっててコーナーまで作られてて、
「先見の明がありましたね〜」なんて言いつつネットで検索してみると
「やられた!」「伏線がありすぎ!」「絶対2回読んじゃう!」
等々すごいコメントの嵐!でもって、これはもう買うべきだ〜!と思ってかって一晩で読破。で、私の感想が…

「????」

いっこも2回読もうとか思わない!!

てかあたしの読解力がなさすぎ?
なんで?これのどこに伏線が!!?

と謎につつまれてしまいました。

そして、次の日バイトに行き、
「期待しすぎたからかなぁ…確かに、そうかな〜って思うトリックはあるけど、それだとインパクトに欠けるし、何より伏線の意味がわからないな〜」

などとバイトの人たちに話しておりました。

そして四ツ谷へおつかいの仕事があり外出。
山手線内でもぐるぐると考えておりました。

その時、

ピカーーーーン!!!

と閃いたのです。
「あぁぁ〜なるほど〜〜!!!」って。
それで、今まで全く見えなかった伏線の数々があれよあれよと見えてきちゃって!
これもこれも、全部これも伏線じゃん!って。

いやぁ〜、スッキリした。
そしてスッカリだまされてました。
バカなあたしは読んだ後一晩明けてもわかってなかった。

どっからどう読んでもただの恋愛小説なのに、物語の全体に大きなトリックが仕掛けられています。2回目絶対読みます。そして全然違う本としてよんじゃいますね。

超オススメ。
てか自分の読解力に欠陥が生じたのかな〜ってあせりました。
それぐらいストレートにだまされすぎてたってことです。
あ〜自分バカバカ。。。

20071107233217.jpg

バイト先のバイトメンバーみんなで使っている
バイトノートを新調しました。

で、表紙を私が勝手に書きました。

色々悩んだんだけど、これしか思いつかず…。
デスノート風バイトノート。

みんなの評判も上々^^!!

でも毎日の仕事の担当者を書いてくノートだから、
毎日担当の名前を書いていくたびに死んでく…怖いよ〜。

われながら上手くできたので、パシャパシャ写メ撮りました。


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