『崖の上のポニョ』を見てきました。

以下、ネタバレあり。




期待しすぎた私がいけないのか、何がいけないのかわかりませんが・・・・うーん・・・。
『ポニョ』については他の作品と比べちゃいけないとよく聞くけれど、でもやっぱり比べてしまう。だって見に行った私は「宮崎駿の映画」と思って見に行ったんだもん。トトロみたいな感覚で見ればいい、と友だちから聞いてたけど、全然トトロみたいじゃないです。だってトトロはすごくいいお話だもん。

一言で言うと、とても怖かった。何が怖かったって、作品全体にずっと漂う雰囲気が怖かった。妖怪に睨まれたらもう逃れられないのか・・・とかも思ったけど、でもまぁ確かにポニョは見た感じから怖いのはわかってたもんね。でもポニョよりもなんだか人間が怖かったです。母親を名前で呼ぶソウスケと、山口智子の演じる身勝手で変に物分りのいい母親が全然好きになれないし、なんだか変。海の中のポニョ一家はとても好感が持てたけど、人間たちは子どもからおばあちゃんから、みんななんだか不気味でした。あえてリアリティをなくしてると思うんだけど、それにしても怖い。人間たちがうすら寒い。

多分きっと、洪水でみんな死んでしまって、トンネルの先は天国だったんじゃないかな〜と思った(笑)。だっていきなり出てくるあのトンネル絶対変だもん。千尋がトンネルをくぐって神様の国に行ったみたいに、トンネルをくぐって天国に行ったんだと思う。トンネルをくぐる前の船に乗った赤ん坊と母親もすごく変だったし。あれは人間じゃなかったんだと。

親を名前で呼ぶけれど家族関係がうまくいっているソウスケ。親をお父さんお母さんと呼ぶけれど家族関係のうまくいっていないポニョ。何かのメッセージでしょうか。
でもそんなことを考えてみたところで、話はやっぱり変だし、怖かったと思ったのは変わらない。

あ、でも所ジョージ演じるお父さんがとてもストーリー性のある人で、私はお父さんが恋をして人間をやめる話の方がみたいと思った。でもそしたらハウルっぽくなっちゃうかな。

ジブリって「覚えたい!」っていう台詞が絶対あるのに、それが全然なかったのも悲しかった。まぁつまり萌え要素もなかったってことか・・・。
辛辣かもしれないけれど、期待しすぎて勝手に落ち込んだ私が悪いんだけど、それでも思ったことを書いてみました。まぁ、いろんな意味で見れる作品だとは思う。でもぶっちゃけつまんなかった。

でも私の周りの人はみんな「これはこれで好き」って言ってるから、もしかしたらDVDとかでまた見たら変わるのかもしれない。ジブリ作品って見ればみる程好きになるっていう変な癖があるしね。

ただ、ストーリーが始まる前、冒頭はとてもわくわくしました。お父さんが海の命を育んでいるシーンはとてもよかった。水の描き方に力を入れたってだけあって納得。てか所ジョージーがやっぱ良かったんだなー。でもまぁ期待しすぎた私が、間違ってたってことか。うーん・・・私、宮崎作品がすごーく大好きなんですよ。だからだ、きっと。

でもトトロとか魔女宅って子どもの頃見てわからなかったけど大人になって良さがわかったように、今度はもしかしたら大人が見てもわからないけれど、子どもが見たらとても強いメッセージを感じるのかもしれない。もう私には感じられないんでしょうか。DVDでたら絶対また見よう。


















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