この本が、世界に存在することに (ダ・ヴィンチ・ブックス)
発売元: メディアファクトリー
価格: ¥ 1,470
著者:角田光代

“本”を巡る9つの優しい短編集。

角田さんの『八日目の蝉』にはまってしまったので、他の小説がどんなものか読みたくなってしまいました。『八日目〜』はちょっと異色なんですね。著者の初めてのサスペンスみたいだし。

それでもこの短編集は良かった。

同じ本の趣味を持つ一組のカップルが、自分達の一つの本棚を二つに分ける話が良かった。
彼からフラれる時に彼女が「新しい彼女は本を読むの?」って、馬鹿な質問だとわかっているけど聞いてしまった彼女の気持ちがとても切なかった。そして「読まないよ」って言われる時の哀しさ。

趣味が合うとか合わないとかって、つきあっていくのに大切な要因の一つではあるけど、それが決して全てではないんだよね。

私も聞いてしまいそう。
「新しい彼女はアニメ好きなの?漫画読むの?」って。
あーバカ。笑

うん、本が読みたくなった。

テーマ:小説 - ジャンル:小説・文学


















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