夜明けの街で
著者:東野圭吾
発売元: 角川書店

不倫するやつなんて馬鹿だと思っていた。しかし、僕は越えてはならない境界線を越えてしまう。しかも、その彼女にはある殺人事件の容疑がかかっていた。事件はまもなく時効を迎えようとしていた…。
(web角川より引用)

私が角田さんの不倫の話を面白い×2と言っていたので、この不倫の話もリアリティがあっておもしろいよ、と友達が薦めてくれた本がこちら。東野圭吾が不倫もの?なんて思っちゃったけど、推理とかトリックとかは結構そっちのけな感じで、本当にリアルに不倫をする男の姿が描かれていました。

なんかこう、後先考えずに不倫する男の姿って秦から見ると滑稽。不倫相手に結婚しようと言った途端に不倫相手が図々しくなるんだけど、その時の戸惑いっぷりとかがウケます。彼女が運命の相手だったとか、出会う順番を間違えたとか、色々理屈を言うけれど、結局は自分のしていることに何かしら正当な理由をつけたいだけで、妻や家族のことなんて全く考えていない自分勝手で最低な駄目な奴じゃん、不倫する奴って、と改めて実感しました

(以下ちょっとだけネタバレあり)
ラストは私としてはやっぱり全然腑に落ちなかったです。角田さんのもそうだったけれど、不倫された妻って、結局は耐えたり待ったりするだけなんだよね。男は勝手に浮気する中、妻はなんで見てみぬ振りしてスルーするんだろう。それがきっとリアルな描き方なのかもしれないけれど、私は池袋ウエストゲートパークみたいな感じで、妻が夫をギャングを使ってめちゃんこにしたりしてスッキリする本が読みたいと思う今日この頃でありました。。

★★★
テーマ:小説 - ジャンル:小説・文学


















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